「KABU&(カブアンド)」とは、株式投資を気軽に体験できる、今注目を集める日本初のサービスです。
ZOZOTOWN(現在のZOZO)を創業した前澤友作さんが社長を務める「株式会社カブ&ピース」が、
2024年11月20日に開始予定のサービスです。
株式投資といえば通常、資金と専門知識が必要!
でもカブアンドは、日常生活で利用するサービスの「ポイント」として株式がもらえちゃう。
利用者は、サービス利用によって株がもらえるため、将来的な利益を期待することができます。
そこでこの記事では、
- 「カブアンド」の基本情報
- サービス誕生の背景
- 利用の流れ
- リスクやリターンの可能性
をできる限り簡単に、わかりやすく解説していきます。
また、投資初心者や株式市場に関心を持つ方々に向けてのアドバイスもご紹介します。
この記事は、以下の「株式会社カブ&ピース」のホームページと
新株式発行届出目論見書(PDF資料)を参考にして作成しております。
1. カブアンドのサービス概要
従来、サービス利用者への特典は、ポイントやキャッシュバックでした。
しかし、カブアンドは株式を付与するという画期的な方法を採用しました。
利用者は6つのサービス「電気」「ガス」「モバイル」「ネット回線(光)」「レンタルウォーターサーバー」「ふるさと納税」を利用し、
利用料金に応じて未上場の株式を受け取ります。
未上場株は通常の株式市場で売買されていないため、手に入れるのが難しいものです。
それに対してカブアンドでは、日常生活で利用するサービスを通じて、容易に株式を得ることが可能です。
この新しい仕組みによって、
利用者は企業の成長に伴う株価上昇を享受できる可能性が広がると考えられています。
では、なぜこのような、利用者が株式を持つことをサービスにしよとしたのか?
次にこのサービスが生まれた想いや背景について触れていこうと思います。
2. カブアンドが誕生した背景
会社が未上場であり、かつまだ大きくない時は、株価は安いです。
その会社が成長した後、上場した際には株価は何十何百倍と高くなる可能性を秘めています。
しかし、一般的に未上場企業の株は、なかなか手にする機会がありません。
未公開株を手にすることができるのは、創業者や投資ファンドなどの一部の資本家に限定されます。
つまり、株価が上昇した時の恩恵を受けることができるのも、
現時点では、一部の資本家たちということです。
このような状況に関して、
未上場企業の成長を支えているのは「お客様」も含まれていないか?
その成長のリターンをお客様にも分配したい
という想い・理念の下、カブアンドは、現在の株式投資の課題を解決するために誕生しました。
カブアンドは、「成長企業を支える顧客」に利益をもたらし、
投資という形での利益分配の仕組みを一般に広めることを目指しています。
3. カブアンドの利用の流れ
カブアンドの利用には、以下の流れが用意されています。
- サービスを利用 – カブアンドが提携している「電気」や「ガス」などのサービスに加入・利用
- 株引換券の獲得 – 利用料に応じて「株引換券」を付与
- 交換申請 – 株式の付与を受けるために、引換券を申請
- 前払残高に交換 – 株引換券を前払残高に交換
- 払込 – 前払残高を払込
- 株式の付与 – 払込手続きが完了すると、「カブアンド種類株式」を交付
「カブアンド種類株式」とは?
カブアンドには、「普通株式」と「カブアンド種類株式」という2種類の株式があります。
「全部取得条項」の適用によって、一定の条件で株式が会社によって買い戻される場合があります。
これにより、企業側の自由度も高まり、株主である利用者との利益関係が透明化されます。
今後のスケジュール
サービス開始後のスケジュールも注目のポイントです。
2024年11月20日 :サービス提供開始
2025年4月25日 :発行価格の決定
2025年5月2日〜23日:株引換券の申込期間
2025年6月20日 :払込期日+株式受渡日
カブアンドは今後の展開予定として、さらに多くの生活関連サービスとの提携を視野に入れています。
これにより、利用者は一層多様なサービスから株引換券を得られるようになる見込みです。
4. カブアンドのリスクとリターン
カブアンドで株式を受け取ることには、大きな可能性がある一方で、リスクも伴います。
特に以下の点を理解しておくことが重要です。
カブアンド株のリターンの可能性
カブアンドを通じて受け取る株式が、企業の成長とともに価値を増すことが期待されます。
特に、未上場株の市場価値は流動性が低く、市場での株式売買が制限されているため、
株式上場によって大きなリターンが得られる可能性があります。
想定されるリスク
- 資金回収リスク:未上場株は市場流通が難しく、必要なときに換金できない場合があります。そのため、出資額に対するリスクも十分に考慮することが必要です。
- 成長性の不確実性: 未上場企業には大きな成長の可能性がある一方で、企業の経営方針や市場動向によっては、株価が想定外に下がることもあります。成長企業であることが、必ずしも株価の上昇を保証するわけではありません。
- 利用者の適性: 短期間での投資リターンを求める方よりも、長期的に成長企業を応援したい方や、将来の資産形成に興味がある方向けのサービスといえるでしょう。
カブアンドは「株式投資の未来」を創る?
「カブアンド」のサービスは、単に株をもらえるだけでなく、
一般の生活者が企業の成長と共に利益を享受できるという、社会的な意義を持っています。
株式投資のハードルを下げることで、将来の資産形成に一役買う存在になり得ます。
利用者が企業の成長を応援し、その利益を共に享受する仕組みは、株式投資の新しい可能性を示唆しています。
カブアンドは、株式投資に興味があるが知識が足りない方や、
生活に密着した投資を検討したい方にとって、大きな可能性を秘めたサービスです。
リスクを理解した上での利用が大切ですが、
今後の成長と普及により、多くの人が「株主」という立場で生活に投資できる時代が来るかもしれません。
まとめ:株がもらえる新サービス「カブアンド」の全貌とは?
今回は、
- 「カブアンド」のサービスの概要
- サービス誕生の背景
- 利用の流れ
- リスクやリターン
についてお話してきました。
サービス概要
「カブアンド」は、日本初の「株をポイントの代わりに受け取れる」サービスで、利用料金に応じて未上場株が付与されます。
対象サービスには「電気」「ガス」「モバイル」「ネット回線」「レンタルウォーターサーバー」「ふるさと納税」の6つがあり、
利用者が日常生活で受け取った株が将来的に価値を増す可能性を秘めています。
背景
「国民総株主」をスローガンに、未上場株へのアクセスを提供します。
通常、未上場株は入手困難ですが、カブアンドでは日常利用で獲得可能です。
未公開株の成長ポテンシャルを利用者に還元し、
成長企業を応援する「お客様」にリターンをもたらす仕組みです。
サービス利用フローと株の受け取り
- 対象サービス利用
- 株引換券を受け取り申請
- 未上場株の付与手続きへ
株式には「普通株式」と「カブアンド種類株式」があり、
「全部取得条項」による買い戻しもあります。
リスクとリターン
未上場株の流動性リスクや企業成長の不確実性を理解した上での利用が推奨されます。
とは言え、未上場株を簡単に手に入れられる「カブアンド」は、
株式投資として革新的かつ注目のサービスと言えそうです。
今回の内容が、みなさんのお役に少しでも立てていれば幸いです!
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