古事記日本文化-Japanese Culture-

【面白い古事記②】高天原、葦原中国、黄泉国ってどこ?イラストでわかりやすい!

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日本神話がまとめられた『古事記』ですが、
今の日本と同じように「地球」があり、「日本列島」があり…
とは、実はなっていません

北欧神話には、ゲームや物語でもよく登場する有名なユグドラシルという大きな木が
北欧神話の世界を支えています
現実世界とはまた違った世界がそこには存在している訳ですね!

『古事記』の中の日本神話もこれと同じように、独特な世界があります

では、『古事記』の世界観はどのようになっているのでしょうか

今回は、

  • 『古事記』の世界はどうなっているのか

ということについてお話していきます!

昔の日本に住んでいた人たちが考えていた「神話の世界」は?

『古事記』によると
昔の日本では、世界を主に5つのエリアに分けて考えていました

  • 高天原(たかまがはら)
  • 葦原中国(あしはらのなかつくに)
  • 黄泉国(よみのくに)
  • 常世国(とこよのくに)
  • 海の神の宮殿(竜宮城)

では、それぞれのエリアがどのような場所なのか見ていきましょう!

高天原(たかまがはら)とは?

高天原たかまがはらとは、天上の世界のことです
つまり、神様たちが住んでいる場所です

そして、神様が地上の世界を見下ろす場所を天浮橋あまのうきはしといいます

ちなみに、高天原に住んでいる神様たちのことを
天津神あまつかみといいます

葦原中国(あしはらのなかつくに)とは?

葦原中国あしはらのなかつくにとは、地上の世界
つまり、私たちが住んでいる日本のことです

葦原中国、つまり日本ができたばかりの頃は
神様たちもまだ地上に住んでいました
その神様たちのことを国津神くにつかみといいます

黄泉国(よみのくに)とは?

葦原中国の地下には、黄泉国よみのくにと呼ばれる死者の世界があります

黄泉国は、別名根之堅洲国ねのかたすのくにとも言われていますが、正確には少し異なるとも言われています
詳しくは、また別の機会にお話していきます

この黄泉国への入り口は、出雲(現在の島根県出雲市)にあると言われています
そして、黄泉比良坂よもつひらさかで地上と地下がつながっています

漫画『ワンピース』でも名前だけ登場していて、
ブルックがこの黄泉国から帰ってきたとされていますね
果たしてどのような世界なのか…
とても気になりますね〜

常世国(とこよのくに)とは?

葦原中国の海を越えた先には、常世国とこよのくにがあるとされています

この常世国は、不老不死の理想の世界であると考えられています

海の神の宮殿とは?

海の神の宮殿とは、浦島太郎でも有名な竜宮城りゅうぐうじょうのことと言われています

浦島太郎の物語は、日本神話の世界のお話だったということですね!

まとめ

今回は

  • 『古事記』の世界はどうなっているのか

についてお話してきました

実は、高天原の世界の中身もまたとても広い世界が広がっています
高天原についてもいずれ詳しく説明していきたいと思っています

今回の内容が、みなさんのお役に少しでも立てていれば幸いです!
「参考になった」「ためになった」という人は
ぜひ周りの友だち、家族などに教えてあげてください!

また来てね!

《オススメの日本神話の本》

可愛いイラストが多く、説明も非常にわかりやすいです。
『古事記』のストーリーはもちろん、各神様についても詳しく解説してくれています!

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